Q　半田重工業の強みについて教えてください。 

フォークリフトに使われる油圧シリンダーを作っています。国内シェアは60%、つまり、日本国内で作られている60%のフォークリフトに半田重工業の油圧シリンダーが使われています。フォークリフトが運ぶものによって、シリンダーの長さや太さ、材質などが変わるため、多品種少量生産に対応しています。年間5,000品種の油圧シリンダーをお客様の要望に合わせ、高品質・低価格で作れることが当社の強みです。物流業界や荷役作業を支えているという自負があります。 

新規事業として、部品の傷などを検出できる画像検査装置を開発し、検出率は96%と、非常に性能の高い製品を作ることができました。この装置も、お客様の細かなニーズに応え、製品を開発していきます。

Q　半田重工業で外国人社員はどう活躍されていますか。 

当社において、外国人社員の方は、中核戦力として継続的に採用してきました。理由は「優秀」だからです。画像検査装置の開発の際も、彼らがさまざまなアイデアを出し、それぞれの異なるアプローチをチーム内でシェアすることで、新製品を生み出すことができました。 

外国人社員のエンジニアは20人いて、女性が13人、男性が7人います。入社前のサポートはもちろんのこと、入社後は日本語のオンライン授業のコースが受けられたり、大学の教授による定期的な講義があり、また資格取得やスキルアップの研修も充実しています。誰にとっても、働きやすい職場だと思いますよ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

Q　新美社長から留学生へのメッセージをお願いします。 

これからも付加価値の高い新しい製品を作り、「高くても買いたい」製品の開発を目指していきます。5年後には海外に拠点を作りたいと思っています。新しくて、面白くて大きな仕事に、楽しく挑戦したい方は、ぜひ半田重工業に応募してください。