▼黒田精工株式会社 代表取締役社長 黒田浩史さん

KURODA PRECISION INDUSTRIES LTD. CEO Hiroshi KURODA


 

「精密技術を通じて、世界の産業高度化をサポートする」これが私たちのミッション

精密に作る。精密に測る。100年の蓄積の強みを、この先の100年へ。

 

Q 黒田精工は、どんな会社?

1ミリの1000分1の正確さでものづくりができる、「精密技術」を強みとするメーカーです。黒田精工の、精密に「加工する」「測る」技術は世界トップレベル。常に時代のニーズに応えながら、産業の基盤を支えています。現在は、電気自動車、半導体、ロボットなどの先端分野で、黒田精工のモーターコアや精密金型、ボールねじ、測定器などがたくさん使われています。

 

Q 黒田社長は、どんな人?

社長の仕事は、すべての最終責任を負うことです。プレッシャーもありますが、すごく楽しいですよ。黒田精工は来年創業100年を迎えます。これまで積み重ねてきた精密なモノづくりは、黒田精工のものだけでなく、産業を支えるインフラとしての「文化財」だと思っているんです。これからの100年も続けていけるように、人材育成にも力を入れています。                                                                              

Q 黒田社長から留学生へのメッセージ

技術者にとって一番大切なのは、CADが使えるといったツールの知識やスキルではなく、ものごとの原理原則を知るということです。そして、常識を疑うこと。つまり「なぜ?」と問う力です。なぜこの部品なのか?なぜこの方法なのか?を問う力が必要なのです。そこから、新しい発見が生まれます。あとは、現場を見よ、ということですね。現場にすべてがある、ということの大切さです。これらの本質は、どんな仕事、どんな学問にも共通するかもしれません。黒田精工の事業分野は、これから未来に向けて空飛ぶモビリティも視野に入れていきます。ぜひ私たちの仲間になって、活躍していただきたいと思います!